2026年度八ヶ岳登攀個人山行(大同心雲稜)

1.日程
2026年7月4日(土)ー7月5日(日)

2.対象
八ヶ岳 大同心雲稜ルート

3.メンバー
3年柴山(CL)、3年金子(SL)、5年吉澤

4.概要

7/4  晴れ
7:10鉢巻道路
8:15美濃戸
10:30赤岳鉱泉
11:40登攀開始 5.9
12:302ピッチ目開始 5.9
13:453ピッチ目開始 Ⅳ
14:304ピッチ目開始 Ⅴ-?
15:20トップアウト
16:20横岳山頂
18:30赤岳鉱泉

7/3に小淵沢駅に前入りし、翌朝タクシーで登山口に向かう。美濃戸口まで車で行きたかったが、規制があるとのことで鉢巻道路までしか入れず、美濃戸口まで20分歩く。黙々と歩き、10時30分赤岳鉱泉着。テントを張り、大同心の取り付きへ向かう。急登が続く。空気が薄くて息が切れたが、50分ほどで取り付き点到着。11時40分登攀開始。1ピッチ目は金子リード。小ハングが難しい。2ピッチ目は柴山リード。トポの2、3ピッチの区間を繋げて登る。50mロープを伸ばすと、強固な支点があるテラスに辿り着き一安心。この区間は浮石が多く、慎重に登る必要がある。また、壁の角度が変わったせいか、声が全く聞こえない。今回は笛とロープの感覚で何とか対応できたが、途中でピッチを切った方が確実だろう。3ピッチ目は吉澤リード。湿った凹角を登り、右にトラバースする。トラバースは比較的簡単だが、落ちることは考えたくない。最終ピッチはじゃんけんで勝ってしまった柴山がリード。核心は被っており、怖すぎる。恐怖に負けて、A0で乗越す。そこからは顕著なカンテを登っていくが、高度感が凄まじく、ビビりながらトップアウト。荷物を持っているフォローも苦戦する。大同心頭で休憩し、その後縦走路に合流する。おそらく硫黄岳方面から降るのが最も楽だが、全員横岳に登ったことがなく、八ヶ岳の地勢を知るためにも、計画書通り横岳、地蔵尾根経由で下降する。明るいうちに帰幕。悪天予報が外れ、夕焼けが美しい。

7/5  晴れのち雨
10:00赤岳鉱泉
12:05美濃戸口

かなり疲れたので、遅くスタートする。朝は晴れたが、すぐに曇ってきて、堤防広場を過ぎたところで本降りの雨となるが、1時間ほどすると小降りとなる。12:05美濃戸口下山。

大同心全景

1ピッチ目

3ピッチ目

3ピッチ目 トラバース

4ピッチ目

あと少し!

大同心を背にして集合写真

赤岳鉱泉の夕焼け

5.総括
ヒマラヤ登山のトレーニングとして今回の山行を計画した。本来は体力強化のために稲子岳南壁とつなげて登りたかったが、好天は続かず、雲稜ルートのみとなった。雲稜ルートは支点が比較的良く、スポートクライミング的と聞いていたが、不確実要素が多いアルパインであることに変わりはなく、精神的に厳しいものがある。これは経験あるのみだと思うので、着実にステップアップしていきたい。今回の登攀は、3年.5年のみの構成だったので、特に問題はなかったが、下級生を連れて行く対象としては適さないと思う。
登攀、チームワークは及第点なので、今後は、海外登山の土台となる体力の強化を目的とした山行を積極的に組んでいきたい。

文責:柴山