9/18 甲斐駒ヶ岳黒戸尾根山行

1.対象:甲斐駒ヶ岳黒戸尾根

2.参加メンバー:CL小野(5年) 、中島(5年)、浅川(5年)、田中(2年)

3.天気:曇り時々雨

4.概要:6:00 尾白渓谷登山口 〜 10:00七丈小屋 〜 11:00 甲斐駒ヶ岳 〜 15:00尾白渓谷登山口

明け方、事前に呼んでおいたタクシーに乗り込み、尾白渓谷登山口に出発する。さすがにこの時期になると、薄手の登山ウェア1枚では肌寒い。黒戸尾根には厚い雲がかかっており、冷たい雨に打たれる覚悟を強いられた。

小淵沢駅にて上級生3人組

登山口で準備を整え、歩き始めると30分もしないうちに早々に霧雨が降ってきた。これから長い行動時間にわたって雨に濡れると考えると気が滅入った。

しかし幸運なことに高度を少々上げると、登山道には日が差し始めた。どうやら麓付近に帯状に雲がたまっていたようで、それを抜けたようだ。辺りを笹薮に囲まれた稜線を走りも交えながら順調に登っていく。

七丈小屋手前で少々の鎖場や急な階段が現れるが、幸いにして岩は濡れておらず、手こずることなく通過。上機嫌で尾根を進むが、あいにく小屋付近で雨雲につかまった。雨具を着込んで山頂を目指すが、直下では強風が吹き荒れ、視界もない。足を滑らせないよう、慎重に岩場を通過して甲斐駒ヶ岳に登頂。寒さに手がかじかみ、写真を取るにも一苦労だった。

甲斐駒山頂。激寒。

山頂の祠の陰で小休止を取り、すぐに下山を開始する。標高を下げ、樹林帯に入ると風は弱まり、雨も止んできた。黒戸山まで下ると青空ものぞき始め、ハイペースで尾根を駆け下る。

尾根を下る。この鎖場を過ぎれば走りがいのある尾根に。

15:00に登山口に到着すると、駐車場はキャンプ客で賑わっていた。コースタイム15時間のところ9時間での行程終了であった。