8/18 水根沢谷 沢登り山行

1. 対象:奥多摩 多摩川水系 水根沢谷(1級上、Ⅲ)

2. 期間:2020年8月18日 晴れ

3. 参加メンバー:浅川(4年C.L.)、田代(3年)、小池(2年)、田中(2年)、山賀コーチ

4. 概要:8:00奥多摩駅〜8:30水根沢入渓〜11:00半円の滝〜14:30水根沢林道橋〜16:00水根バス停=下山

前回の水根沢山行に参加できなかったメンバーで今山行を行った。7:30集合と連絡してあったが、小池が寝坊し8:00に到着。タイミングよくバスが出発してくれたのでタイムロスは最小限に抑えられた。バス乗車時間は約20分。皆マスクを着用して乗車する。奥多摩湖バス停の一つ手前水根バス停で下車。入渓点までは約10分である。談笑していると浅川、小池が泳げないことが判明した。泳げないのに沢登りをしてよいものなのか私は少々と疑問を感じたが、本人たちは大丈夫らしい。水根沢キャンプ場の横で沢装備にチェンジし、入渓。

カメラに向かって舌をだす小池。

沢の水はシダクラ沢のそれよりも冷たく感じた。早速CS3mでロープを出し、小池がリードし残りがfix通過を試みるが、プルージックを使った方法を修得しておらず、山賀コーチに教えていただく。その後は適宜リード+引き上げで滝を超えていく。CSトイ状4mは小池が、半円の滝は田中がリードした。その後順調に沢を詰めていき、水根沢林道の橋を目印に林道にあがる。沢装備を解除し、整備された林道を歩くこと一時間、水根バス停に帰還した。今回参加したメンバーはシダクラ沢の山行を経験したもので、みなきつい稜線詰めを知っている。その点において、水根沢はシダクラ沢と比べて非常に快適に下山をすることができた。

前身で突っ張りながらゴルジュを登る浅川。足が長いため突っ張りに余裕がある。

反省事項もある。途中、先頭を歩いていた小池と田中が後続の三人とかなり離れ、互いに互いを見失ってしまう場面があった。以前にも先頭を歩く2年生に後続を待つように注意したことがあったが、このときは上級生が登攀をしており注意できなかった。上級生として目を光らせておくべきであった。同時に、2年生も隊の先頭を歩くものとしての自覚を持ち、隊を「率いて」欲しい。現在1年生がいないためそういった意識を持つことは難しいかもしれないが、2年生はそういう立場である事を理解し、それを意識して行動してほしい。

文責:田代(3年)