2023年度八ヶ岳個人山行
1.日程
2024年3月13日(水)~3月16日(土)
2.対象
八ヶ岳 阿弥陀岳北稜・ジョウゴ沢
3.メンバー
2年吉澤C. L. 上村 1年大元
4.概要
3月13日(水) 天気:晴れ 気温:不明
12:00茅野駅到着~13:30八ヶ岳山荘出発~14:30美濃戸山荘~17:00行者小屋~17:50テント設営完了~18:15から炊事を開始~20:00就寝
3月14日(木) 天気:晴れ 気温:不明
5:00 起床~6:15行者小屋出発~(トレースに沿って取り付きの尾根へ)~8:00頃Ⅲ級程度の岩セクションの登攀開始~10:15阿弥陀岳山頂 10:20下山開始~12:15行者小屋~19:00就寝
5:00に起床、食事のあと登攀具の確認などをし、6:15行者小屋出発。テン場からすぐのところにあるトレースに乗って尾根を歩く。雪の深さは40cmほど積もっている。8:00頃Ⅲ級程度の岩セクションがあらわれ、そこでロープを出す、登攀開始。
1P目 岩と雪のフェースを登っていく。所々ある残置ハーケンやボルトで支点をとりつつ、でかくて立派なピナクルで支点をとる。特に問題なく抜けたあとボルトがあったが、次の岩も問題なさそうなのでもう少し伸ばす。大きな木で終了点を取って終了。
2P目 岩セクションはもうないのでロープを出すか迷ったが一応出す。リードが念のため木でセルフを取りスタンディングアックスで確保し、フォローが同時に登る。尾根の幅はかなりあるので雪庇に気を付けながら落ち着いて上がる。バケツを掘ってロープをしまう。
3P目 風はあまりなく天気もいい中最後の100mを歩く。10:15山頂。
10:20から同ルート下降開始。最初の150mほどは歩いて下山し、しっかりしたボルトで支点を取り懸垂下降開始。懸垂は60mいっぱいを使って1Pで終了し、次のピッチはクライムダウンをして下降する。そこからはトレースに沿ってスムーズにテントに向かって下山。12:15テン場に到着。テント撤収をして13:30赤岳鉱泉へ出発。14:30到着。19:00就寝。
3月15日(金) 天気:晴れ 気温不明
5:00起床~6:15出発~6:35F1~7:40F2~9:00ナイアガラの滝~14:30下山開始~15:30赤岳鉱泉~19:30就寝
5:00起床、6:15出発。赤岳鉱泉を出発し、3つ目の沢を目指して進む。6:35にF1に到着。(45分ほどアバラコフの練習やアイスボルダーをする)大元は初アイスなので、リンクスやノミックの特徴などを説明し軽く練習する。7:20に再出発し、7:40にF2に到着。滝が凍っていなかったので滝の左側の小さいルンゼから巻いて通過する。最近は人が侵入していないらしく雪が積もっていたのでラッセルをしながら進む。1.5mほどの氷をフリーで越え、9:00にナイアガラの滝に到着する。吉澤がリードし、トップをかける。よく凍っているが少し面ツルで打ち込みづらい部分があり、慎重にスクリューをセットする。新しい感触だった。9~14時まで登攀し14:30下山開始。来た道を戻り、F2のポイントは残置のボルトで懸垂をする。15:30赤岳鉱泉に到着。19:30就寝。
3月16日(土) 天気:晴れ 気温不明
3:30起床~4:45出発~5:10F1~6:50ナイアガラの滝~11:15下山開始~12:15にテン場到着~13:20下山開始~14:40に美濃戸山荘~15:30八ヶ岳山荘=下山
3:30起床4:45出発。下山日ということで早めに出発する。昨日と同じアプローチルートを通る。5:10にF1到着。昨日つけたトレースをたどり、6:50にナイアガラの滝に到着。7:00~11:00まで登攀。大元は最初と比べてかなりダブルアックスとモノポイントになれてきたようで最後の方は疲れもありつつノーテンで登っていた。期待大!!
11:15下山開始。F2で懸垂し、12:15にテン場に到着。撤収して13:20下山開始。14:40に美濃戸山荘に到着し、15:30に八ヶ岳山荘到着。タクシーで茅野に帰り、中華屋で飯を食って終了。(文責:吉澤)
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