2025年度 新雪期合宿

1.日程
2025 年 12 月 2 日(火)~12 月 7 日(日)

2.対象
谷川連峰 平標山~仙ノ倉山~万太郎山~谷川岳

3.メンバー
4 年 吉澤(C.L.)3 年 大元(S.L.)、 2 年 柴山、金子、御山、三田村

4.概要

 

12/2 移動日

14:00 集合
→17:05 発
→21:10 土樽駅
→22:00 就寝

14:00 に部室に集合する。今合宿で使用する装備たちをパッキングして出発。久しぶりにでかい荷物で満員電車に乗る気持ちを味わった。21:10 頃に土樽駅到着。各々翌日の準備をする。この時かなり強い雨が降り出す。雨は翌朝まで降り続く予定のため、計画よりも出発を遅らせることに決める。就寝

12/3 朝 6℃ 曇りのち雪

5:30 起床
→6:30 出発(雨が降っていたため 20 分くらい様子を見た)
→8:00 平標新道登山口
→9:50 渡渉開始
→10:15 渡渉終
→12:30 1350m地点
→13:50 1500m地点
→15:45 1640m 幕営地着
→20:30 就寝

朝から雨が降っている。とても嫌な気持ちになる。windyを見たら15 分ほど待てば少しだけ雨が弱くなる予報だったのでヤッケを着て待つ。歩き出すとそれなりに雨が弱くなる。汗だくで平標新道入口へ向かう。

入口からの道は平坦ではあったが足元が悪いのと道がわかりにくいことがあり中々スムーズに進めない。

池ポチャしかけた御山を救出する

9:40頃渡渉ポイントへ。思ったより深い川が流れていたため全員意を決してパンツ渡渉をする。そのお陰で靴もヤッケも守ることができた。今後の山行でも渡渉があれば躊躇わずに脱ぐべきだ。

その後はズルズルに滑る土と落ち葉の道を歩いていく。ペースは上がらない。やはり渡渉を終えたあたりから急激に傾斜が強くなったことが要因だ。1300m地点に着いた時、既に昼を回っており、当初の計画よりかなり時間が押していることを実感する。この辺りからちらほら積雪が見られ始め、柴山の提案でアイゼンを装着。それからは段々と雪が深くなり始める。

雪が多くなってくる

1人50歩と決めてザックは背負ったままラッセルをする。木がある場所はほとんど積雪がない部分もあるが、やはり事前情報よりも圧倒的に雪が多い。標高を上げるとそれに比例してラッセルがキツくなる。

15:30 頃幕営できそうな箇所を見つけそこまで頑張ることにする。15:45 頃に幕営地を決め整地をしてすぐにテントを建てる。雪袋に雪を突っ込んでから全員ですぐにテントへ。

幕営地

今晩から翌朝にかけて風が強まる予報だったため、翌日の行動は状況を見てからにすることに決める。それに伴って起床は 5:30 にした。鍋を作って食べ、就寝。

4 日 7:00 時点 -9℃ 風雪→曇り→晴れ

5:30 起床
→7:30 出発
→8:30 1750m地点 
→11:00 平標ノ池
→12:45 平標山 山頂
→14:10 仙ノ倉山 山頂
15:20 エビス大黒避難小屋
20:00 就寝

5:30 起床。やはり風が強い。しかし視界は 50m 程度あるだろうか。とにかく 7:00 に出発するつもりで準備する。いざパッキングを行い外に出ると、起きた時よりも風が強くなっている気がする。一度出発するか考え直す。そのため 30 分ほど遅くなってしまったが、尾根は広く滑落の危険はないし、雪崩の危険も薄そうだ。本当に進めないと判断した場合は適当な 場所で再度幕営することもできる。稜線は風速が 20m/秒を超える可能性もあるが行ってみないとわからない。まずは出発することに決める。歩き出して 2 時間ほど(1700m 地点らへん)までは正直出発したことを後悔したレベルで風が強い。2 番目以降はガッシャを背負って歩いていると煽られてバランスを崩すこともある。尾根が広いので滑落の危険はないが体力が削られる。

雪が深い

しかし、平標ノ池に近づくと段々と風が弱くなる。これなら全く問題なく進めそうだと思いながら山頂を目指しみんなでラッセルする。稜線に出た時、風はあまり強くなく、体感 5m/秒ほどだったと思う。またはそれより弱い。さらに向かって右側に苗場スキー場らしきものも見えはじめる。ここまで風は弱くなっても視界は良くなかったため、久しぶりの太陽に少しホッとした。全員稜線に上がってからの踏み抜きに苦戦しながらも平標登頂。かなり疲労していたためすぐ写真を撮り、休憩してから仙ノ倉山を目指す。

仙ノ倉山と書いてあるが平標山の山頂。寒かった。

雲を貫通する太陽に照らされる御山

平標から仙ノ倉の稜線は非常に幅が広い。また風も依然弱い。そこからは所々踏み抜きに足を取られるが調子良く進み、14 時過ぎに仙ノ倉山登頂。

平標から仙ノ倉間の稜線。とても幅が広い。平標山までは標高をどんどん上げていたためラッセルが多かったが、稜線に出ると風で新雪が飛ばされており足場がよくなったことに加え、標高をあまり変えない歩きになったのでスムーズに進む。

仙ノ倉山山頂

手早く写真を済ませて避難小屋を目指す。道中の下り道で明日進む予定の稜線が見え始めちょっと嬉しくなる。遠くには富士山すら見える。予報よりもかなり天気が良くなった。

エビス大黒の頭方面。かっこいい山容。

稜線の状態も雪が締まっており、この分なら明日以降も調子良く進めると思った。15 時 20 分頃エビス大黒避難小屋へ。小屋の隣にテントを張り、念の為北西側に雪のブロックで壁を作成する。

荷物をとりあえずテント内にブチ込んでから雪壁作成にとりかかる。夕焼けがとてもきれいだった。

雪壁をさっさと作り終えテントに入りペミカンを食べる。ヤマテンを見ると明日も雪が降り天気は良くないが今日ほどの風ではないらしい。早朝はやや強いが午前中は10m/秒足らずで午後 14 時以降は 14m/秒ほどになるかもしれないとのこと。夜は天気が良く、これから進む尾根が万太郎まではっきり見える。どうやら明日の歩き始めのエビス大黒ノ頭はでかいザックで歩くには悪そうに見える。風が強いと怖いので歩き出しは予定より遅くすることにして就寝。

夜も晴れていた。

5 日 -7℃ 雪のち雪と強風

5:00 起床
→6:45 出発
→7:15 エビス大黒ノ頭
→11:00 1568m 地点
→11:45 越路避難小屋
 →13:00 東又ノ頭
→14:00 万太郎山
→15:30 谷川側の尾根1650m付近で幕営
→20:30 就寝

5 時起床。風はあまり強くないが雪が降っており視界が良くない。素早く準備する。個装整理にやや課題があり出発が 15 分遅れてしまう。やはり 6 人と 6 人分の装備だと狭い。 各々がもっと考えて個装整理をするべきだ。この点はもっと経験を積みたい。エビス大黒ノ頭は前日観察していた限り斜面をトラバースすることもできそうなので念の為ハーネスを着用する。頭に到着するとトラバースは思っていたよりはるかに緩い斜面でありロープは必要なさそうだ。また、最上部より 10m ほど下の斜面をトラバースできそうなので間違いなく雪崩も無い。かといって斜面がガリガリしているわけでも無く、程よい柔らかさでとても歩きやすい。ここは問題無く突破し、この先はどんどん進めるかと思いきやその先はだい ぶ尾根が細くなっている。地形図でも細くなってはいたが予想より細い。またかなりラッセ ルもある。雪庇に気をつけながらラッセルをしていく。越路避難小屋に着いたのが11:45。 ここで明日は吾策新道からエスケープすることを話し合う。越路避難小屋から段々風が強くなりはじめる。予報よりも早く天気が悪化してきた。万太郎までの道のりはあまり細い稜線はなかったが、踏み抜きとラッセル、強風などで体力が削られる。万太郎に着いたのが 14:00。