最終ピッチの上部は平坦で、ここでロープを畳み15分休憩をとった。3ピッチしかやっていないのに2時間40分を費やしてしまった。ロープの手際は悪くなかったが、1,2 ピッチが難しく、登攀に時間がかかった。ルートファインディングと登攀能力の低さを実感した。ここから東尾根に乗るまでも悪く、慎重に進んだ。東尾根に乗ってすぐに名もなき岩峰が現れ、三点保持を心掛けて直登した。その後は観倉台まで薮の道を歩く。踏み跡はかろうじて分かる程度、人はほとんど入っていない印象。13 時に観倉台到着。一の倉沢と谷川岳の大岩壁が一望できる。やっとオキノ耳を目で捉えることができ た。
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