8/26 丹沢山塊主脈縦走山行
1.対象:丹沢
2.参加メンバー:CL浅川(5年) 、小野(4年)、田中(2年)
3.天気:晴れ
4.概要:8:30 焼山登山口 〜 9:30 焼山 〜 12:00 蛭ヶ岳 〜 13:00 丹沢山 〜 14:00 塔ノ岳 ~ 15:30 大倉
近くて良い山で有名な丹沢だが、意外と山岳部で行く機会は少ない。かく言う私も丹沢に足を運んだのはこれが初めてだった。普段ならば夏山合宿で長大な縦走を行っているところだが、それも許されない。少しでも縦走山行をやりたいということで本山行は決定した。
登山口から焼山までの道中、昨年度の台風によって生じた大規模崩落箇所があるため、登山口には通行禁止の文字がある。ひとまずその手前まで進み、厳しそうなら引き返すと決めて出発した。登山口から30分ほどで崩落箇所に到着すると、手前に立入禁止ロープが張られ、その奥には谷をトラバースするように作られた登山道もろとも約20 mに渡り崩落が生じていた。抜け道を探ると、簡単に高巻けそうなルートを見つけ、そこを難なく通過。踏み跡があるのを見ると通過者もそれなりにいるようだ。崩落を抜け、急登を詰めると焼山に到着。途中、部員の1人がヒルに食いつかれ、流血していた。さすが丹沢、ヒルのサンクチュアリです。
焼山以降は塔ノ岳まで、穏やかな稜線歩きが続く。懸念していた暑さもそれほどひどくなく、吹き抜ける風が心地良い。蛭ヶ岳を越えると丹沢縦走のハイライトだ。笹原の稜線に付けられた木道を小気味よい靴音を鳴らしてサクサク進む。丹沢は都心に近く、人気の山だがやはり人が少ない。蛭ヶ岳の下りで初めて登山者とすれ違った。
塔ノ岳からは大倉尾根経由で大倉へと下る。山頂から登山口まで終始つけられた木道は走り下るのに絶好のコンディションだ。脇目も振らず駆け下り、山頂から1時間ほどで登山口に到着。下界は暑いです。
今回はコースタイム12時間弱のところ7時間ほどで活動を終えた。コースタイムの半分を切れなかったのは残念だが、北アルプス等での縦走ができない現状で 小規模ながら稜線歩きを行えた点で有意義な山行であった。
文責:浅川
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